西田さんがまきとに近寄っていった



その時だ



やつは上着のポケットに手をつっこんだ



「!?」



―――ドォンッ



「……カッ…アァ…!!!」



そうだ…



やつのもっている銃は1つじゃなかったんだ



「西田さ――――――――――――――ん!!」



まきとは俺を殺さないで逃げていった