電話を切った後彼女は泣き出した



「大丈夫ですか?」



「ごめんなさい…あたし弱くて」



彼女にとってとてもつらいのだろう



「今日は送ります。車に乗って」



彼女は頷き車に乗った



「明日朝早いけど大丈夫ですか?」



「えぇ、覚悟はできてるわ」



俺はハンドルを握りながら



なぎさもさきも



かわいそうに見えてきた