朝の学校------

「おはよー。」
「おはよー。」

「ねぇー、玲奈ちゃんも今日一緒に
真理奈達のお見舞いに行かない?」
「うん、行くよ。」

「なんだー真理奈の見舞いか?」
海斗が入ってきた。

「そだよ。」
「俺も行くよ!」
「うん!」

「僕もいい?」
「?」

振り向くと、そこにはクラスメートの
島崎晴太がいた。

「うん、もちろん。」


「なあ、今夜さぁー学校に行かねぇーか?」

突然海斗が言い出した。
「何で?」
「何か、夜にこの学校に近づいた子が
変な音聞いたって言うから。」
「きっ・・聞き間違いじゃないの?」
「んだよ満実、怖いのか?」
「そんなことない!」
「じゃあ、行くんだな?」
「もちろん。」

「僕も行くよ。」
「おーノリがいいなぁ晴太!」

『晴太くん意外だなー。もっと真面目な
子かと思ってた。』

ひそかにそう思う玲奈。

「玲奈も行くよな?」
「うん、暇だし。」

「よぉーし!じゃあ真理奈の見舞いの後に
行くぞー!」

「「「おぉーー!」」」