「ただいまー。」
「何処行ってたんだ?」
「外!」
「いや、わかってるし・・。」
ちょっといら立ちぎみの龍次に
玲奈は、さっき取ってきた木の実を3つ
龍次に軽く投げた。

それを受け取った龍次は、
「ありがとよ・・。」
と、小声で言った。


自分の部屋に行こうとすると
「おーい、後で洗濯回しといて。」
そう乃吉に言われ
「はいはーい。」
と憎たらしく答えた。

  



「何の曲かな?」
さっき拾ってきたCDをデッキにせっとした。
「♪~♪~」
流れた曲は聴いたことのない曲だった。
「?」

しばらくそれを聴いていた。







「ごらぁぁーーー!!」
乃吉が凄い勢いで玲奈の部屋の扉を
蹴って入ってきた。
「??・・何、師匠?」
「何?じゃねーー!お前、洗濯機回しと
けって言ったろーが!」
「?」

時計を見るとなんと、あれから3時間も
たっていた。

「うっそーー!?」
どうやら昼寝してしまったらしい。

「ご・・ごめんなさい。」
「ちゃんとやっとけよ。」
「・・うん。」


おっかしいな~