教室のドアをあけ、教室にはいった瞬間チャイムがなった。

「ぎりぎりセーフ!!」

それから机につき教科書をだそうと鞄をあけたら、チョコが目に入った。

「いつ渡そう…」

「ん?何を??」

声のしたほうを見るとそこにいたのは…

「ぎゃーーーー!!」

私が、チョコを渡そうとしている山村祐樹だった。

祐樹は、剣道部の部長。
それに加え、イケメンが少ない我校にしたらイケメンなほうだ。

話を戻そう。

いきなり、叫んだ私に祐樹は怪訝そうな顔をした。

「俺…なんかしたか?人の顔みて叫ぶとは失礼だな。」

むっとした表情の祐樹に私はすぐさま考えごとしてたからと弁解した。

すると祐樹は、腑に落ちないようだったが先生が来るよというと自分の席に帰っていった。