「…ぷはっ」 やっと解放された口に沢山の空気を入れて落ち着かせる。 数秒間、翼にキスされていた私の顔はほてりまくり。 普通じゃないやつ。 ディープキス。 「あ〜ほんと甘ぇーな!」 しかも翼は私の飴を奪っていった。 「不意打ち…ずるい!」 私は、はあはあと肩で大きく深呼吸をする。 「ずるくてけっこう!未緒てっば、ほんと可愛すぎ!」