「なーに?未緒、甘えてんの?」 それを翼が誤解したらしく、腕の中でさらに力が増した。 「あ、甘えてなんかないもん!」 わわっ私、今噛んだ。 恥ずかしい。 「ふーん…」 顔をまたもや赤くしていると、 「ねぇ未緒?未緒から甘い匂いがするんだけど…」 「だっ、だって苺の飴舐めてるもんっ!」