KISS AND SAY GOOD-BYE





前の組が、順調に進んで、20分程で俺たちの番が回ってきた。


最初に本堂さんがティショットを打った。


470ヤードのコースで、南側には雑木林があり、隣のコースとを分けている。


雑木林でセパレートされた変化に富んだ 丘陵コースと言うのが、八王子カントリークラブのスタイルだが、見事な景観である。


以前来たときよりも、きちんと手入れがされており、多少コースも改善されていた。


本堂さんの打った球は、斜め右に低い弾道で飛んで行き、飛行機が離陸するように上昇しながら左に軽く曲がって、260ヤードの地点、フェアウェイのほぼど真ん中に落ち、ランも含めたら300ヤードは行ったであろう。


かなり上手い打ち方である。


続いて金重さんの番だ。


スリクソンのドライバーを握って、ティグランドに向った。


最新のデカヘッドが綺麗だ。


彼の打った打球は、フェアウェイを真っ直ぐ進み、250ヤード地点でラフに捕まってしまった。


チッキショー!と、悔しがりながらも笑顔で戻ってきた。


亜矢さんは、フットジョイのピンクのポロシャツを白いミニスカートにタックインして、ピンクの淡いシューズを履いている。


寒くないのだろうか!?


彼女は、一旦軽く目を瞑り、ソッと目を開けてから飛球線方向に視線を向けた後、アドレスをシッカリきめてからゼクシオのドライバーを軽く握り静かにトップの位置まで持っていき、下半身から一気に回ってインサイドからの綺麗な打ち下ろしの後、殆ど本堂さんと同じ弾道で飛んでいった。


しかし、残念ながら飛距離はランも含めて250ヤード程である。


それでも、皆、『ナイスショット!』と声をかけて、本人もマンザラではない様なにこやかな顔をして戻ってきた。


最後に俺の番だ!


タイトリストの975Dを握り、いざティグランドへ!


ロフト角が、8.5゚で、シャフトはULTRALITE65の45インチだ!


俺のお気に入りだ!