KISS AND SAY GOOD-BYE





『変わったところに目を向けたな!

それくらいなら簡単に安く出来る上に、喜ばれるなら全室にも設置出来るぞ!

衣装にしても、ドンキに行けばいろいろ揃っているから、リストアップしといてくれ!

他には無いのか!?』


『VIPルームを1部屋作って頂けたら……』


『VIPルームかぁ…!

で、その理由は!?』


『カラオケボックスを商談の場に使うお客様が増えてきているそうです。

飲み物も有るし、個室だし、その上防音室だから、安心出来ると。

だから、ちょっと豪華な感じにすれば、その部屋だけ多少金額を上げても、お客様には使って頂けると思います。』


『分かった!

すぐに工事の担当に連絡を入れて、追加工事をしてもらうよ!

VIPルームかぁ!?

面白そうだな!』


『宜しくお願いします。』


『新星GTSの社内サポートスタッフからの意見は無いのか!?

荒井課長、桧山君の意見と金本店長の意見を取り入れた場合に掛かる予算の算出を頼むな!

安田主任は、広報に掛け合ってGTSのCM撮影を急がせて、新たに追加コメントを入れたいから、版下を作らせて俺のところに持ってくるように。

意見が無ければ、今日のところは解散!』


『お疲れ様でした!』


『明日また、ここに集合してくれ!

時間は、……午後3時で宜しく!』


『了解しました。』

ミーティングが終わって、俺と美華は金本店長と一緒に、1階にあるコーヒーショップに向かった。

時間は、既に午後6時半を回っていた。