KISS AND SAY GOOD-BYE




深夜って!?

じゃあ、朝11時にオープンして暗くなるまでは、売り上げが見込め無いじゃないか!』


「それって、どこのカラオケ店でも一緒です。

じゃあ、フリータイムの金額を検討して下さい。

10円で歌いに来る人は、フリータイム出来ませんから、所詮2時間も歌ったら帰って行きますよ。

これは、低料金のお店だと印象付ける為の作戦に過ぎないんですよ。」


『まぁまぁ、金本君も桧山君も、ケンカ腰で話し合いをしないで、落ち着いて考えながら決めて行こうじゃないか!

他には無いのか!?』


「勿論有ります。

女性客は、タバコの臭いの残る部屋を嫌います。

完全禁煙ルームなんてのも必要じゃないかと!?」


『忙しい時には、そんなことを言っていたらその部屋だけ使えないじゃないか!


集客してこその売り上げだろ!』


「そうなんです。

そこが問題なんです。

忙しいからと言って、いくら、2時間とか3時間だけ、禁煙ルームを一般の客に使用して、その後に空気を入れ替えても、タバコを吸わない人にはわかってしまうし、忙しい時に部屋を遊ばせておくのも合理的じゃない!

だから、オゾン式のエアクリーナーの設置を提案します。

あと、良く耳にするのが、スタジオと合体させたカラオケボックスが有れば、喜ばれるんじゃないかと思います。」


『一体どんな感じなんだい!?』


「バンドマンたちはスタジオで練習していますが、カラオケ店でボーカルの人が練習しているのも良く耳にします。

だったら、いっそのこと通信カラオケを置いただけのルームじゃなくて、バンドの人たちも練習出来るカラオケルームが有っても良いんじゃないでしょうか!?」


『君は面白いことを言うね!

うちには、NSスタジオって言う貸しスタジオを既に何店舗も持っているんだよ!

今からカラオケ店を遣ろうとしているのに、スタジオは必要無いんじゃないか!?』


「じゃあ、今在るスタジオの方にカラオケの機械を設置すれば済みますね。

そんなスタジオが在れば、顧客はもっと増えるでしょうね!」


『その話は、一理有るかも!?

考えておくよ!

以上かね!?』