約束の時間より15分程前に平井邸に到着した。
インターフォンを押すと、
『はい、どちら様!?』
と言うマコちゃんの声が!
「マコちゃん、俺!
桧山だけど、車で来たからゲート開けてくれるか!?」
『OK!』
と言うと、目の前の大きな門扉がブーンと言う機械の振動音と共に自動で奥へと開いていった。
母屋と東屋の間に在るガレージの空いたスペースに愛車のセイバーを停めた。
『もう皆来てるかなぁ!?』
「多分来てるでしょ。
このBMW見たこと無いから、多分これが吉川の車だと思うよ。」
『吉川君ってBMW乗ってるの!?
へぇ~、これって最新の3シリーズじゃない!!
グランツーリスモでしょ!?』
「良く知ってるなぁ。
車に詳しいの!?」
『ううん、詳しくないけど、これとおんなじ車、うちにも有るもん。』
「へぇ、美華用!?って、免許無いかぁ……。」
『私は、りゅうの助手席専用だから。
BMWは、パパのセカンドカーよ。
ベンツみたいなでっかいのだと、運転しづらいからって!』
「運転手が居るじゃん。」
『まさか、24時間運転手を待機させる訳いかないじゃない。
それに、普段休みの日は自分で運転して打ちっぱなしに行ったりしてるのよ。』
「へぇ、そうなんだ。」
『オーイ、二人ともガレージん中でいつまでも何してるの!?
早く入っておいでよ。』
「おう、悪ぃ悪ぃ、つい話し込んでた。」
『へぇ、ガレージから直接家の中に入れるようになってるんだ!』
「これなら、雨の日でも濡れないな。」
『さぁ、皆もう来てるよ。
リビングに居るから。』
「『おじゃましま~す。』」
『よう、桧山!それに滝本っちゃんも、久しぶり元気だった!?』
「よう、吉川、それに谷さんも。
久しぶり。」
『真理恵(谷さん)、げんき~!?』
『美華、それに桧山君も相変わらず元気そうね。
何をそんなに沢山抱えてるの!?』
「はい、これ!
クリスマスプレゼント!
みんなに俺と美華から。」
『ありがとう。
愛ちゃん、平井くん、二人からクリスマスプレゼント貰ったわよ。』
『有り難うございます桧山君、美華さん。』
『僕にもあるんだ。ありがとう。』
『平井くんのお母さんにも買ってきたんだよ。』
「いつも、美味しい料理をご馳走になってるからね。
はい、これはマコちゃんのおばちゃんに!」
『あらあら、私にまであるのかい。
有り難うね。
開けても良いかい!?』
「どうぞどうぞ!」
みんな、早速包装紙を解いてプレゼントを手に取り喜んでくれた。



