星空の休憩所



「あ、……」


小さく漏らした声と共に降り注ぐ雨。



君は手を離しキャッキャと跳び跳ねる。



「風邪をひくよ」


僕の注意を聞きもせず、君は無邪気に走り回る。



「どうして雨がふるの?」