――…だって星なら遠く離れていても同じモノを見れるんだもの



そう言った君の顔は悲しそうで、寂しそうで、嬉しそうだった。



この小さな体にどれだけの想いが詰まっているのだろう。



この小さな手に幾つの寂しさを隠してきたのだろう。



きっとこの雲の上に広がる星たちと同じくらいだ。