君はキョトンとして首を傾げる。



「雲はね、星を休ませてあげているんだ」



「星を休ませる?」



「そうだよ?……星はいつもキラキラと輝いているだろう」



「うん!そこが好きなんだもの」



「そうだね、でもいつも輝いていると星が疲れてしまうんだよ」



「ずっと起きていると眠くなるだろう?」そう君に言うと君は少し考えて言った。



「そうねっ。星も疲れてしまうわ」