〜始まり〜


（結衣Side）
あたしは佐々木結衣、16歳の普通の女の子。
ただしあたしは背がとても小さい。
150センチという身長なんだ。
唯一あたしのコンプレックスを知ってるのはちひろちゃんだけなんだ。
ちひろちゃんは小さいころからずーっと一緒ではやくいえば幼なじみだ。
「そういえば今日結衣日直じゃないの？」
あたしはちひろちゃんに言われ゛はっ“と思い出し黒板を消しに前にいった。
しかし、思ったより黒板に手が届かず苦戦をしているとあたしより背が大きい男の子があたしが持っている黒板消しを手に取り黒板を代わりに消してくれた。
男の子の名前は須藤蓮くん。
男子にも女子にも人気のある男の子なんだ。