あたしは目を閉じて安堵のため息をもらす。 目を開けた時には白金の顔はあたしの隣にあったー……。 「しっ……白金!?」 「お前さ……」 耳元で白金に話されるとクラクラする。 あたしは少しよろけるけど白金が倒れないようにあたしを支える。 「俺とこの先一緒にいんだろ? ならバイクになれねぇともたねぇよ?」