白金はそう言って無造作に頭を掻いている。 「イジっ……!!??? 違うの後ろの何かにあたってー……」 あたしは白金にそう話しながら後ろを向く。 「え……」 そこにあったのはバイク。 見覚えのある…… 一生忘れる事は出来ないだろうあの…… 白金と学校をサボってデートをした時のバイク。