「おい」 白金はそう言って七谷さんの襟元を掴み上げる。 「っ…し…白金く…」 七谷さんの苦しそうな声が聞こえる。 「白金!!!!やめて!!!!!」 あたしが必死に叫けんでも白金は七谷さんを離そうとしない。 「七谷…テメェ俺が欲しいのか?」 ……白金? 「ほっ……欲しいっ…ていうか…好きになっ…て…欲しかっ……た…」