「まさかあの最初は二人組だったけど今は一人でいるっていうー…」 「あぁ。その白金涼だ」 ピンク男も他の男も声が震えている。 「へぇ… 俺ってそんなに有名なんだ?」 そう言いながら白金はあたしから離れて立ち上がる。 「や…お…俺達もう…帰りますんで…」 男達はオドオドしながら扉の方へと逃げていく。 「帰らせるかよ」