「何だよ。人の顔ジロジロ見やがって」 銀色コナンくんはイライラしながらあたしに話しかける。 でもあたしは答えず 銀色コナンくんの前髪に手を伸ばす。 ーパァンッ 廊下に大きな音が響いた瞬間たくさんのプリントがまた宙を舞った。 「なっー…」 あたしはプリントではたかれた手をもう片方の手で押さえる。 「触んじゃねぇ」 銀色コナンくんから発されたのはさっきまでの声からは考えられないほどの低い声。