「ほらプリント」
そう聞こえてあたしは始めて目の前にいる人の顔を見る。
ー…あ…。
ー銀色の髪
ーコナンくんみたいな黒ぶちメガネ
この人…。
昨日白金の頭を叩いた人だ。
「どうした?プリント早く受けとれ」
そう言ってプリントを差し出される。
あたしは警戒しながら手を伸ばしプリントを受けとる。
そのあたしの態度が気に入らなかったのか銀色コナンくんの(自称)メガネが少し動いた。
「お前可愛くねぇな
本気で涼の女か?」
そう言いながら顔をあたしに近づけてくる。
なっ…何する気!?
まさかっー…
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