「泣くなよ…」
そう言って白金はまたあたしを優しく抱きしめてくれる。
「しろがねぇっ……」
好き。
もう恋には戻れないくらい。
瞳からは後から後から涙が溢れる。
「キスしよっか?」
白金は親指であたしの涙をふきながらそう言う。
「しないよぉ…バカぁ…」
「な゙っ……!!!!」
白金の涙をふく動きが止まる。
「さっきみたいに意地悪しないっ?」
あたしは白金を見つめる。
「っ……////」
白金の顔が赤くなる。
「ったく…
カワイすぎなんだよお前」
そう白金の声が聞こえたのと同時に
「え……んっ…ー!!!////」
あたしは唇を塞がれた。

