「はい、箒よろしくー♪」 「あ・・・」 無理矢理私に箒を持たせる。 言いたい事もハッキリ言えない この臆病さ・・・、嫌になる・・・ こんなだから、プチいじめに あうんだろうけど・・・ 《こんな学校に通う理由なんて 一つだけ・・・》 「おい…」 突然、低い声が響いた。 それと同時に私の手から箒が 無くなり、代わりに暖かな手 が触れた。 「・・・ぁ、逢二くん・・・っ」 「掃除くらい自分でやれば」 《逢二くんに、 会いたいから・・・――――》