あなたへ

あたしが拓の事をスキだって気がついてから何日かたったある日。
いつものように普通に登校していたあたしは隼輝の言葉でびっくりした。

〝拓がお前の事スキなんだって!!!〟

あたしはすごく嬉しくて、すぐに舞に報告した。
舞も、自分の事のように喜んでくれて嬉しかった。