「小早川君。永田さんは君のことを知らないのだから無理はないわ。
永田さん、小早川君はね、特殊な才能を持っているの。
それを頼って相談に乗ってもらっているのよ。」
「そうだったの。やっぱり小早川君は普通じゃないのね。」
「普通だよ。普通の高校生さ。」
「でも、私は気にしないからね。彼女になってあげてもいいわよ。」
「ご免なさい。お断りします。」
「うふふ、ホント仲がいいのね。何か漫才を見ているみたい。」
みんなの緊張が少しほぐれた。零次朗が百合に向かってまじめな顔で話し始めた。
「君には信じられないだろうが、俺には他の人には見えないものが見える。
小さい頃からだ。だから、不思議なことについての勉強をした。
今ここに小太郎と言う友がいる。
小太郎は、誰にも見えない。もしかしたら,俺の幻覚なのかも知れない。
でも、俺にとっては事実なんだ。その小太郎が言うには、この部屋にチャミがいる。
俺もそれを感じている。今小太郎がチャミと話をしている。」
「それはチャミの幽霊ということなの。」
「イヤ違う。幽霊とは人が作り出したもの。
本当の姿は、生きていたときのエネルギーが残って、生前の姿を維持しようとしているんだ。
しかし、物理的な身体は失われているので、普通の目では見えない。
テレビが電波だけでは見ることができないのと同じ。
アンテナと受像器が必要なんだ。それを俺は持っている。」
「話もできるの。」
神妙に百合が聞いた。
「ああ、できる。触ることもできる。
俺にとっては、小太郎も永田さんも同じように見えるし、感じるんだ。
自分なりに修行めいたこともしたし、本も沢山読んだ。でも、一番の先生は小太郎だ。
小太郎が教えてくれるんだ。」
「不思議な人ね。何だか小早川君って、私の母性本能をくすぐるのよ。
だから初めてあったのに、ずうずうしく話しかけたりして。」
「いいんだ。でも、俺と一緒にいると永田さんまで、変に思われるよ、きっと。」
「ホントのこというと、小早川君て私のお兄ちゃんにそっくりなの。
去年外国へ行ったまま行方不明になってしまって。
今日小早川君を見たとき、心臓が止まるかと思ったのよ。
あまりにも似ていて。でも、よく見ると、お兄ちゃんの方がハンサムだな。」
永田さん、小早川君はね、特殊な才能を持っているの。
それを頼って相談に乗ってもらっているのよ。」
「そうだったの。やっぱり小早川君は普通じゃないのね。」
「普通だよ。普通の高校生さ。」
「でも、私は気にしないからね。彼女になってあげてもいいわよ。」
「ご免なさい。お断りします。」
「うふふ、ホント仲がいいのね。何か漫才を見ているみたい。」
みんなの緊張が少しほぐれた。零次朗が百合に向かってまじめな顔で話し始めた。
「君には信じられないだろうが、俺には他の人には見えないものが見える。
小さい頃からだ。だから、不思議なことについての勉強をした。
今ここに小太郎と言う友がいる。
小太郎は、誰にも見えない。もしかしたら,俺の幻覚なのかも知れない。
でも、俺にとっては事実なんだ。その小太郎が言うには、この部屋にチャミがいる。
俺もそれを感じている。今小太郎がチャミと話をしている。」
「それはチャミの幽霊ということなの。」
「イヤ違う。幽霊とは人が作り出したもの。
本当の姿は、生きていたときのエネルギーが残って、生前の姿を維持しようとしているんだ。
しかし、物理的な身体は失われているので、普通の目では見えない。
テレビが電波だけでは見ることができないのと同じ。
アンテナと受像器が必要なんだ。それを俺は持っている。」
「話もできるの。」
神妙に百合が聞いた。
「ああ、できる。触ることもできる。
俺にとっては、小太郎も永田さんも同じように見えるし、感じるんだ。
自分なりに修行めいたこともしたし、本も沢山読んだ。でも、一番の先生は小太郎だ。
小太郎が教えてくれるんだ。」
「不思議な人ね。何だか小早川君って、私の母性本能をくすぐるのよ。
だから初めてあったのに、ずうずうしく話しかけたりして。」
「いいんだ。でも、俺と一緒にいると永田さんまで、変に思われるよ、きっと。」
「ホントのこというと、小早川君て私のお兄ちゃんにそっくりなの。
去年外国へ行ったまま行方不明になってしまって。
今日小早川君を見たとき、心臓が止まるかと思ったのよ。
あまりにも似ていて。でも、よく見ると、お兄ちゃんの方がハンサムだな。」

