そこに賢太郎がきた


「おい、浩樹、玲ちゃんと昨日メールしたかぁ?
どうだったぁ??」


そう言われた瞬間教室の男子からの視線が一気にこっちに向いてきた



そう、このクラスのなかで玲とメールしているのは俺だけであったのだ




「ぉぃ…なんか視線が痛いんですけど……」


「なんか痛いな
悪いな、まぁ玲ちゃん可愛いからモテるからしょうがないかぁ!
じゃぁ席にもどるわ!」


「またな」

そう言って賢太郎が自分のせきにもどった