―《実話》―永遠の初恋~今でも君を愛してる~

俺はよこたわっている玲を強く抱きしめた。


今まで以上の力を込めて。


「玲・・・玲・・・ごめんな・・・助けてやれなくて・・・ごめん・・・・。」


玲のお母さんも泣き崩れていた。


俺の親は耐えられず外に行ってしまった。


玲の体からはまだ温もりを感じる


まだ生きているかのうような優しい顔で眠っている。


いまにも起きてきそうな顔で眠っている。


まだ血が通っているような顔で眠っている。