「失礼しまーす。」


誰だろう・・・。


1人じゃないな。2人くらいの声がした。


「賢太郎・・・、別府・・・。」


「玲ちゃんの意識が戻ったって聞いたから来たんだ。」


賢太郎と別府は玲の意識が戻ったのを聞いてかけつけてきてくれたのだ。


「心配したんだから・・・。玲ちゃんが意識がなくなってたときから!浩樹も学校来てもボーっとしてるだけだったし・・・。」


「そうなんだ・・・。心配かけて・・ごめんね・・・。」