「家まで送るよ……。」



「うん……。」


俺はなんて声をかけていいのかわからなかった……。
何も話さずただの沈黙の気まづい空気だけが流れていた。



「送ってくれてありがとぅ……。じゃぁね……。」



「おぅ……。」



俺は玲がいなくなってから近くの公園で泣いた。


泣いて泣いて泣き叫んだ


声が枯れるまで叫んだ……。