僕が死んでも 世界は回るし



君の明日は変わらずにやってくる




君は冷たくそう言うけれど



本当に僕が死んだらどうする?



目の前で命を絶ってやろうか?


新聞には小さい記事 テレビじゃとりあげてくれない僕の死が




君の言うとおりに起こったらどうする?




僕との想い出の品たちは捨てられるけれど



人の記憶は捨てられない




君は僕の気持ちを分かるはずがないと決めつけて



分かろうとすらしなかった



人がいなくなる辛さを



昨日まで確かに笑っていた人がいなくなる辛さを



分からせてあげようか?




明日なんか来なければいいと思いたくなる気持ちを



分からせてあげようか?




人がいなくなるって そんなに簡単に処理できないよ




僕は君を徹底的に嫌いになる



もうこんな思いをするくらいなら



徹底的に憎み 恨み 嫌う




僕に死ぬ勇気はないから




代わりにとても大切で




生きる気力に関わっていた君を




大嫌いになる




今の僕は一度死ぬ




そして新たな僕に生まれ変わる