ほら 少し立ち止まって 君の後ろを見てごらん
ほら 少し立ち止まって 風の中に立ってごらん
僕の光が 君の光が 
遠くで 確かに 見えるよ


今が どんなに不安でも
今が どんなに恐ろしくても


僕と君は あの場所で
キラキラ 笑っていたんだよ



ねえ そのあしあとは正しかったのかな……
ねえ 僕の笑顔は本当にそこにあるのかな……



明日が見えない毎日が
こんなにも恐ろしい


人に嫌われている 自分が
こんなにも疎ましい



それでも 君を心のどこかで想い続けている
そんな僕が こんなにも痛々しい



ほら 少し振り返って 僕の後ろを見てごらん
ほら 少し振り返って 昨日を見つめてごらん
一瞬の輝きが 一瞬の微笑みが
どこかに 必ず 煌めくよ



どんなに 浅い経験だと
どんなに 薄っぺらい想いだと
他の人から笑われても


それが僕のあしあと


もう戻れない 僕だけの
僕にしか作ることができない 軌跡



そんな 僕のあしあとが
僕の大切な 君のあしあとと
少しでも重なっているなら
それで こんなにも幸せなんだよ



どんなに いびつでも
どんなに 不格好でも


それが 僕のあしあと



僕にしか描けなかった 道がそこにあるから