「いいよ、でも何で?」




「制服取りに行こうかなって...。このままずっと学校休んでちゃ、私出席日数足りなくて、留年になっちゃう」




「ああ、そっか」



アオは優しく笑った。




でも、たまに私は思う。
アオは...私を通して誰を見てるの?



「じゃあ、俺着替えて来るね」




「うん」




アオは自分の部屋へ入っていった。




アオが私を通して誰を見ているのか、正直気になる。



だけど、やっぱりアオから話してほしいし、正直怖い。





だから私は、アオが話してくれるのを待とうと思う。