でも最近は、隣に必ずアオが居てくれる。
アオの隣に居ると、安心して眠れる。
....アオの隣は物凄く、居心地がいい。
「.....んっ」
ドアのパタンと閉まる音で、私は目を覚ました。
目を開けると、そこには大好きなアオの姿があって。
私の上には薄い毛布がかけられていた。
「あ、李桜。起こしちゃった?」
ごめんね、と小さく謝るアオ。
でも、私はそんな事なんて気にしてなくて。
ゆっくり体を起き上がらせると
「アオ、お帰りなさいっ」
アオにぎゅっと抱きついた。
「ん、ただいま」
抱きつく私の頭をそっと撫でるアオ。
「今...何時?」
「んっとね、今は16時だよ」
「えっ...私、そんなに寝てたんだ」

