そんな日々が続いていたある日・・・

 いつものように織江にカツアゲされパシりにされ食堂でポテトを

買おうとした時、マキ先輩が現れた。織江は柱の裏(近く)にいる。

 「よ!レイちゃん!」

 「こんばんわ、マキ先輩!」

 「あれ?レイちゃん、ポテト2つも買うの?お腹すごい好いてるの?」

 「いや、『買って来い』って。」

 「は?パシり?酷いね!そいつ、お金は払ってくれたの?」

 「いいえ、『お前の金で買って来い』って・・・」

 「は?!何それ?ふざけんじゃねぇよ!!!!!」

 「!?」(もしかして私、怒られてる?)と焦ったが・・・・

 「てめぇ(自分という意味)が喰う分のポテト代、てめぇで払えってんだよ!

てめぇが喰いたいならてめぇで買いに来いよ!バカじゃねぇの?」

 「(驚)!」ビックリして固まった。

 マキ先輩は私の近くにいる織江に聞こえるように

 「レイちゃんは貴様の奴隷じゃねぇんだよ!!財布じゃねぇんだよ!(怒)」と、

声を張って怒ってくれた。

 「レイちゃん、いつもカツアゲとパシりされてるの?」

 「はい。」