イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~

 夏休みが明けて後期が始まった。

 私は後期が始まる前日に、髪の毛をバッサリ切り眉毛を太く書いた。

 (この地獄のように続くイジメが、どうか夢でありますように。明日に

なったらイジメられませんように。髪の毛を短くして眉毛を太くすれば

イジメられないと聞いていたから。)

 でも、希望は打ち砕かれた。

 「おはようレイちゃん!」

 (杉田だ・・・)

 「おはようレイちゃん!」
 
 (加賀だ・・・)
 
 「おはようレイちゃん!」
 
 (小林だ・・・)

 絶望に打ちひしがれた。
 
 大嫌いなF4に声をかけられた私は、怒りの頂点に達し、

 先生やF4の前で大声を張り上げた。

 「私、死んだほうが良いのかな?死んで欲しいから?

編入しなきゃ良かったの?編入しちゃダメだったの?(怒)」。

 涙目になる学科の先生。それに反して

 「何言ってるの?大丈夫!!友だちがいないんだったら

私たちが友達になってあげるから!!」と言ってくる加賀と杉田。

 F4に【友だちになってあげる】と言われた事が物凄く屈辱的だった。