イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~

 私が何でも言う事を聞くようになったと勘違いしたのか、

こんな酷い言葉を浴びせかけてきた。

 ある日、図書館で本を読んでいると後ろから

蹴りを入れられ前に倒れた。視界が回り何が起きたのか分からなかった。

 「痛!」座りこみながら顔を上げた

 「よ!奴隷ちゃん!頭バカなのに本なんか読んでないで帰ろう!」

 「奴隷?」

 「貴様は奴隷になる為に編入してきたんだろ?奴隷としても役に立たなかったら貴様は地面と一緒だ!」

 「???」

私は奴隷になる為に編入したんじゃない……社会福祉士になりたくて編入したんだ。

初心忘れるべからず。

  そして首元を引かれ帰る事にした。図書館にいた麗欄生の冷ややかな

目線が今でも忘れられない。

 でも、『奴隷』と言われ私の中で何かが壊れた。それから1年間

杉田に服従する事になった。逃げられるチャンスはあったのに

チャンスを逃してしまった。

 「腹減ったよ!佐岡!私ポテト買う!」

 「ふ~ん。私、肉まん買う。」

 「私、6円しかない。明日、金返すから私の分も払っておいて!よろぴく!」

 「うん、分かった。」

 杉田は本当に悪質な女だった。さっきまで財布に

何千円か入っていたのにコンビニなどお会計の時に、

小銭入れの財布を取り出して、(そこには【1円・5円】しか入っていない。)

 「6円しかない!むなしい~!ひもじいな、私。」と演技。

 その時、よく分からず

 (返すって言ってくれてるし100円ぐらい貸すなら良いか!)と思っていた。