「私、編入して第一希望の大学入って、第一希望の大学笑って卒業したい!」

 「うん!頑張って!!!私も頑張る!!どんなに深い闇に沈め

込まれても必ず救いの道はあるから大丈夫だよ!」

 「貴女に会えて本当に良かった。私、優しい社会福祉士になる!」

 「貴女、社会福祉士目指してるの?私も!!こんな所で人生終わらせるなんて

勿体ないよ!」

 「未来に希望が持てた。ありがとう!頑張ってね。私も頑張る。」

 「私も!」

 話しているとロープウエィが頂上に到着した。

 右に座っていた人は右方向、左に座っていた左方向に行かなければならなかった。

 「やぁ、レイ!寂しくなかった?」などと山中が、しつこく話しかけてきた。

 「うん。」返事は上の空だった。それよりも、あの子に会いたかった。

 だけど頂上は中曽根生だらけで見つからなかった。

気付けば名前も聞いていなかった。

 7年の時を経て貴女に伝えたいメッセージがあります。