私たちのコースは山登りをしないグループになりロープウエィで

山を登ることになった。

 山中「5人ってロープウエィに乗るなら2人乗りだから余りだね!!」

と、いつものように『余り』と言ってきた。面倒くさい。

 「山中さん!私、1人で乗るよ!」

 「そう?佐岡さん、外部だもんね。」

 「うん。中曽根生同士4人で仲良く乗ってね!頂上に着いたら合流しよう!」

 「うん。」

 ロープウエィを待つ生徒さんたちは、いっぱいいたので

後ろの生徒さんに声をかけた。
 
 「すいません、私、余りで・・・良かったら一緒に乗っても大丈夫ですか?」

 「大丈夫ですよ!」

 「ありがとうございます。」

 私はどこのコースか、名前かも知らない子の隣に乗った。