イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~

 この時の事は、まだ知らなかった。【嫉妬】や【自分を守る】事で、

友達がいなくなる事を。

 その日以来、みっちゃんとの関係は一段と悪くなっていった。

 みっちゃんは、とてもチビッ子で可愛かった。私はデカくてブスだった。

 校門の前に一日中いる役に立たない警備員が

 「みっちゃん、このブリキの玩具あげるよ?」と声をかけていた。

 微笑ましくなって
 
 「良かったね!みっちゃん、ブリキだって!」と笑顔で声をかけると

 「お前になんか誰もやるなんて言ってねえよ!佐岡!

みっちゃんにあげたんだよ!な?みっちゃん!」

 「うん。レイちゃんにあげないよ!」(みっちゃん・・・)

 暴力を受けていた日々から少し開放されて、反抗期がズレたみたい?!

イライラ感が少しずつ発散できてきた。

 「誰も要るなんて言ってねえよ!!ブリキなんて古いから要らないし!」

 「あれ?!佐岡ヤキモチやいてるの?」

 この暇人警備員は話にならなかった。(オジサンってなんで、

相手にされてないのに若い子にケンカを売るんだろ?)