イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~

 「劇の台本を配るね。原稿にして80ページ。

前半と後半に分かれて、みっちゃんとレイちゃんで

手話をやって貰おうかと。」

 「1人40ページですか?!」

 「うん。レイちゃんが入ってきてくれて良かったよ。

入ってこなかったら、みっちゃん80ページ全部やる事になってたし。」

 「ギャハハ!!」笑いの止まらない、みっちゃんに唖然となった。

 「先輩!手話ナレーターって?!」

 「私たちがナレーション(声)に合わせて手話をするのね。

観客の中に聴覚障害者の方がいるかもしれないから、ある一定の間隔に区切って

物語の内容をナレーションするから、その声に合わせて手話やって欲しいの!」

 「・・・!」

 「出来そう?」

 「出来るか分からないですが今日から一生懸命頑張ります!!」