☆甘い体温・短編集☆


「あ、あの、ここは……どこ?」



どうして2人して裸なの??


しかもご丁寧にベッドだし。


シーツを胸までずり上げて、隣の陽生へ恐る恐る視線をやると、ヒヤッと冷たい空気が私の体を突き刺した気がした。



「ひょっとして……した?」



ううん。って言うよりしたよね?


このパターンからしてそれ以外考えられないもん。


でもだからって、そんな大げさに騒ぐような事じゃなくて。


陽生だし、別にこんな風に動揺する事なんてことももちろんないいんだけど。


けど……何でいきなりこんな状態に??




「はぁ……」



すると、突然陽生の呆れた声。


頭を抱え、うな出れる私を見つめながら陽生がグイっと私の手を引っ張った。