☆甘い体温・短編集☆


ちなみに陽生の心配性はここ最近さらにパワーアップしている。


一度私が倒れて入院してからというもの、重たい荷物はもちろんのこと、酷い時にはお箸一つ落とした時も私に取らせようとはしない。


そんな環境に若干呆れながらも、陽生の優しさに毎日心穏やかに過ごしてる私。


そして、お目当てのベビーショップに足を踏み入れた私は、思わず目をキラキラと輝かせてしまった。



「可愛い〜」



どこもかしこも、柔らかな色合いで溢れた店内。


新生児用の服から小物に赤ちゃんの生活用品。


店の中にディスプレーされているすべての商品が新鮮で、それだけで何だか気持ちが優しく癒されてしまう。



「あ、あのスタイ素敵。あっちの肌着も可愛い」



いつにもましてテンションが上がる。


だっていつ見ても赤ちゃん用品って心が和むんだよね。


そして何より産まれた自分の子供に着せる姿を想像すると、楽しくて仕方がないんだもん。