☆甘い体温・短編集☆


そんなこんなで時間は経ち、気付けば私のほろ酔い気分もマックスへ。


あまりの気持ち良さに完全に酔っぱらいへと化していた。



「牧しゃん、同じのもう一杯ね~」


「おい、大丈夫か?つーかそれで何杯目だ。もうそろそろやめといた方が……」


「いや!まだ飲むの!まだまだ全然大丈夫だろん」


「ろんって、おま……」



もはや、居酒屋並みのハイテンション。


やれやれって感じの陽生を余所に、グラスを奪う私の達の悪さはまさに絶好調。


散々飲み散らしては、陽生に訳の分からない事をいう始末だった。


それでもこの感じがすごく心地よくて、何だかどっぷりハマっちゃった私。



「陽生のケチ、もう嫌い」


「おい…」


「アハハ。先輩の彼女さんなかなかのキャラっすね」


「まったくだ。つーか惚れるなよ」


「もちろんっす。先輩を敵に回す勇気はこれっぽっちもないっすから」



ああ、なんて気持ちいいんだろう。


こんな開放的な気持ちはすごく久しぶり。