「うん。早く一人前の大人になるから待ってて」


「ああ、待ってる……でも」




“あんまりいい女になりすぎるなよ。俺が困るから”




こんな所も意外と好き。


さっきと打って変わって可愛いというか何て言うか、


そのギャップにコロッと母性本能がやられちゃうんだ。



「ふふ。やっぱり可愛い」


「こら、まだ言うか」


「今日は特別に一緒にお風呂に入ってあげてもいいよ」


「へー……」



私はニッコリと笑う。


ああ、なんだかとってもいい気分。


それでいてちょっぴり大人の気分を味わったような…


とにかくそんな何とも言えない素敵な休日だった。







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「ちょっと大人の気分で♥」
「ＥＮＤ」