☆甘い体温・短編集☆



『果歩ちゃん卒業おめでとう。よく頑張ったね。偉い偉い。

今度お祝いに改めてハワイでも行きましょう。あ、もちろん陽生は置いて2人でね。ふふ、大好きよ』



サラッと綴られた綺麗な文字。


淡々と並べられたそれはクスッと笑っちゃいそうな言葉だったけれ。、


でも、ポタポタと涙が溢れて止まらなくなった。


ただ、胸が熱くなってものすごく感動で、



もう、どうして?とか、何で??とか。


そんな言葉も出て来ないほど胸がいっぱいになったんだ。



優しい陽生と静香さんの温かい気持ちが嬉しくて。


箱を開けた瞬間、飛び込んできた淡いブルーのピアスに何も言葉が出てきてはくれなかった。