「果歩」
「ん……」
「安心しろ、これから俺がじっくりお前を大人にしてやるよ」
耳元に熱い吐息をかけられて、一気に身体中が熱くなる。
「俺が。この手で、それは丹念に時間をかけて育ててやるから覚悟しとけ」
覚悟って……
な、なにするつもりよ!?
思わずゴクッと息を飲んだ瞬間、何故だか手首の違和感がより強くなった気がして…
「ひゃっ…」
そのまま不気味に笑った陽生に今度は仰向けにされる。
おまけに、思った以上に陽生の整った綺麗な顔が近くにあったりしたから
「は、はる…?」
「うん。なかなか似合ってる。これで少しは大人の女っぽく見えるんじゃないか?…まぁ、気休め程度にしかならないけどな」



