☆甘い体温・短編集☆


私をうつ伏せにした陽生がドサッと上から覆いかぶさってくる。


すぐにシャツの中からサラサラっと手が触れる感覚がして…



「きゃっ、ごめ……ギブギブ」



お腹とか、脇腹とか敏感な私の弱い所をこうでもかってぐらい撫でられて、私はふかふかのベッドの上でたまらず足をばたつかせた。



「こら、果歩暴れるなって、あんまり聞き分けないと、このままとんでもなく恥ずかしいことするぞ」


「やっ、無理無理!」


「無理?じゃないだろ。本当はもっとしてほしいくせに」



いったい何処からそんな言葉が出てくるんだろう。


ペロッと耳の中を舐められて、ゾクッと身震いをした私。



「待って……」


「待てない」



そのまま両手を頭の上で拘束されて、さらに動きを封じ込まれる。


首筋に落ちてきた熱い口づけに、「ん…」とたまらず声を上げると、突然左手首に妙な違和感を感じた気がした。