「なんか可愛い……」
「えっ?」
「なんだか今の陽生、すっごく可愛く見える」
へへっと、茶化したように口の端を上げると、余計気持ちが軽くなったような気がした。
目の前の陽生はハって感じな表情に変わってけどね。
でも、それがなんだかまたすごく可愛くって。
「なんなら今日一緒にプリクラでも撮りに行く?私と一緒の目線になってさ」
「ったく……現金なやつだな……」
「くすっ。気持ちの切り替わりが早いって言ってよね」
ベッと舌を出して、そのまま陽生の横を通りすぎようとしたら、「こらっ」って呟いた陽生にあっさり手を捕まれて、またベッドの方へと押し戻されてしまった。



