「じゃあ、もう一度子供に戻ってみたいと思う?」
「えっ?」
じっと見つめる私に、陽生が少しだけ驚いた顔をしたけれど、気にすることなくコクコクと頷いて見せた。
「子供かぁ、そうだな……」
う~んと、一瞬考えるように上を向いた陽生。
珍しく難しそうな顔をしてたけど、でも、すぐにフッと笑って何故か嬉しそうに私の頭を撫でた。
「そうだな。しいて言うならお前と、果歩と同じ学生やれるっていうならそれも悪くないかもなぁ」
「え?」
「お前と一緒の目線になって毎日暮らせるなら、それはそれで楽しいんじゃね?」
私と同じ目線……
思わず何で?と聞きそうになったけれど、それより前に陽生の口から意外な言葉が飛んできた。



