そして3ヶ月間陽生と一緒に過ごしたかけがえのない空間だ。
私を救ってくれたとても大切な場所なんだ。
「でも、どうして……」
上手く言葉が出てこない。
どんどん溢れてくる感情に戸惑いすら感じてしまう。
それでもゆっくり振り返ってみると、とても満足そうに陽生が肩肘ついて横になって言った。
「ん?どうしてって…、ホテルにつれてけって言ったのはお前だろ?」
「そ、そうだけどっ……」
「それに約束したろ?近いうちにまた必ず連れてきてやるって」
「あ……」
「ずっと来たかったんだろ?ここは俺と果歩の特別な場所だもんな。どうせ来るならここの方が気分もいいだろ」
「陽……」
言葉にならないってこういうことなのかな?
陽生の顔が眩しすぎて、やっぱり次の言葉がでてこない。



